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鉛筆暮らしの原稿鉛筆

マナくんちの部屋へようこそ!このページでは、文章書きが大好きなマナくんの日常や思いを綴っています。脳性まひという障害を持ちながらも、前向きな姿勢で毎日を過ごすマナくんの世界をご紹介します。 ここでは、マナくんの暮らしの原稿や心温まるコラム、思い出のスナップ写真などを通じて、障害を持ちながらも希望を持って生きる姿勢を感じていただけます。また、介護職員やヘルパーの助けを借りながら、電動車いすでの散歩やパソコンを使ったホームページ作成など、マナくんの日々の活動についても触れています。 食べ物好きのマナくんは、特にラーメンやうどん、握り寿司といった料理に目がありません。長野県喬木村を拠点に、不自由さのないマイナス面をプラスに変える生き方を実践しています。文章を書くことを通じて、自身の経験や思いを多くの人と共有することで、読者の皆様に勇気や希望を与えることができれば幸いです。(AIによる紹介文)


  トップページでの説明のほかに「何かをやなければ」という気持ちが、当初、寝たきり状態だった自分を奮い立たせてくれた一言になった。病院の回復病棟でリハビリを受ける中、ノートパソコンで文字入力練習がスタートした。
 退院後、脳活として毎月一度、作文を書くようになった。やりがいが出てくる。
 この経過をたどって今日に至った次第。どこまで続くかは不明でも前進のみである。そうだ。「何かをやらなければ」。この思いが消えたときが、すべての終わりとなるだろう。だから書き続けたい。
 子ども本を読まないのに なぜ書けるの? 新芽

 2026年3月

この地球上で暮らす生き物であれば、食べる行為は生命維持ためと断言してもよいか。私たち人間も本能的中年男性には同類かもしれないが、この文章に目を通そうする読者である、あなたのお考えはどうだろうか。「いや、それだけとは思わない・・・」。ほとんどは否定な意見をお持ちの方であろう。心と体を両立させて生きる私たちは、さまざまな方向から食事考を展開していく。食べることへの思いについて、私の視線からペンを執ることにしよう。


情報収集で一役買って出てくれたのは、パソコンアプリ・コパイロット(チャットAI)だった。栄養補給以外では、食に関するどんなよさがあるのだろう。人間特有の価値はいくつもあり、グループ仕分けをしてまとめてみたい。家族で食卓を囲む・友人と外食する・お祝いの席で食事を共にする→①コミュニケーション、人間関係をつくる。正月のおせち・節分の恵方巻・地域ごとの郷土料理→②文化&伝統を受け継ぐ。好きなものを食べて気持ちが落ち着く・温かい食事で安心感を得る・甘いものを食べてリラックスする→③感情や気分を整える。料理を作ることで自分のセンスを表現する・盛り付けや味付けに個性が出る・新しいレシピに挑戦する楽しさ→④自己表現と創造性。レストランや市場など、食を中心にした産業・食を通じた地域活性化(地産地消など)・食イベントや祭りの開お刺身船催→⑤社会的な意味と経済活動。子どもの頃に食べた味を思い出す・特別な日の料理が記憶に残る・誰かとの思い出と食べ物が結びつく→⑥記憶と結びつく。これらを総じて、食に関する文化・心・社会を支える柱ができ、食べることの意味が分かってきた。3本柱の一つ「心」から引っ張り出してくるなら、めいめいに合った好きな食べ物が食卓を飾るだろう。ここからコパイロットと向き合った話になっていく。


いまも昔も、多くの子どもはラーメン好きだと思う。手軽につくれておいしいインスタントからはじまり、超簡単なカップならば熱湯を注ぐだけですぐに食べられる。自ら好物だと胸を張るケースでは、生麵を使った本格派や専門店を歩き回るマニアとなるかカップラーメン。さらには麵のサイズ・固め・柔らかめ、ベースになると醬油・塩・とんこつ・クリーム・カレーといった内容で、こだわりが奥深い。一口表現でいくと、食べる楽しさに趣味が相互に交差しているかな。なんだか、ウキウキ感が伝わってきそうなラーメン考である。かくいう私も例外ではない。生まれて間もなく、脳性まひ後遺症と同居暮らし。物心ついた時期からのラーメン好きは、どんな経過をたどったのか。利き手でスプーンを持ち口へご飯を運ぼうと懸命でも、途中手が震え丸ごとこぼす、うまくいったときでも食べることは一苦労だった。箸で絡めたうどんやラーメンを、私は天井を向く構えから、腕を上に高く伸ばした母に養ってもらう。「スープがしみ込んでいておいしいな。自分でうまく食べられたらいいな」。こんなみそラーメン一面がきっかけで、自己流の食べ方へトライする。左腕の肘をテーブルへ突き、少し体を左側へ倒す姿勢でラーメンを頬張る特訓を開始。自身でも食事摂取スタイルには首を傾げてしまうが、よしとなれば他には何もない。これぞ、異星人を名乗ってもよい食べ方で、私のラーメン好きは定着した。いわば、この時点より現在に至るまで、好物への思いは全く変わってはいない。だが、試練が待ち受けていた。


令和2年春、脳性まひ二次障害にあたる頚髄症を悪化させ、首の痛みや手のしびれに耐え切れず、ほぼ寝たきりの身となってしまう。症状は安定せず、頭から首全体を金属で固定する外科手術を受ける決断をした。術後の経過はよく夜休む以外は、ほぼ電動車いすに乗ったままの生活に変更。ここまでたどるには苦難が惑いつく。長期間リハビリ入院を余儀なくされ、嚥下障いただきました害を指摘されてしまう。約2年間半の食事内容はこうだった。「主食→軟飯、みそ汁→具はなし、副食→刻み」。これではラーメンとは縁がない。60年間何の支障も感じずにいた、好物食べの楽しみが奪われたかに見えた。退院後も病院の監視下にはあっても、実際にラーメンを食べられそうにもないとは思っていなかった。気力がものをいうかのように、自宅生活の中からラーメン食べの楽しみが復活する。つらかった一つの体験から、食べる意味を改めて考えさせてもらう。


ここ数年間は、食べることに対し不安も持っていた。少しずつの体重増がそれにあたる。「入院中は標準体重以下だったはずなのだが…。運動量では電動車いす使用時よりも、寝たきり生活の方が少なくはないか…」。ちょうど朝食のあと、処方薬とともに服用し始めた「御岳百草丸」の、食欲増進効果にも原因ありと疑いを持っていた。訪問看護時に看護師さんに尋ねる、またはヘルパーさんらに聞くこともなく、誰も気づかずうちに解決したかったが・・・。思いとは裏腹で、肥満体隠しごとはあっさりとデイサービスから問題化され、私は肩をすぼめるしかほかなくなる。周りの注目が(私の)体重増へと移り、自宅台所にある冷蔵庫ドアには注意紙がお見えした。訪れるヘルパーさんの中には、私と同様の悩みを持つケースもあり、より深く相手を知るきっかけにつながったと思う。では実際に、体重減への対策はどのようすればよいか。果たして食べる量は加減のみで問題はないの?。訪問診療並びに訪問看護では、明確な指導がないまま、コパイロットに説明を頼ることにした。「御岳百草丸には食欲増進効果があります。ダイエット補助として注目されてもいて、体質によって服用量を調節すれば大丈夫です。3度の食事は(体重のことは気にせず)しっかり食べてください。甘いものを間食では控えるほかに、手足を動かす運動を心がけるとよいです。体脂肪が正常だというあなたなら、また増えた場合でも落ち着いて対処してほしいです」。近ごろ、看護師さんの訪問を受け、コパイロットと私の「会話流れテキスト」を読んでもらう。彼女はAIの回答内容に感心顔瘦せ型だった。一時時期、不安と悩みの渦にいたけれど、徐々に周囲の視線が気にならなくなって情報共有ができつつある。食べることから健康や体重管理を行えるのだと、改めて思い知らされた。一方で体重増は、介護スタッフによるケアの仕方にも即、影響を及ぼす。自分だけの課題ととらえず、支えていただいている方々のために、心身をオープンとしていきたい。


食べる以外で好きなことは、いわゆる趣味の文章書きだ。情報集めや内容構成を考えながら書き進めていくが最初、ペンを持つまでに相当の「遊びタイム」を費やしてしまいがち。そんなときはラーメンを思い出す。「これパソコン操作から書こうとする原稿が完成したら、みそペース?いや違う、とんこつ味がいいなぁ」。頭の中でそう思いながら、ノートパソコン・ディスプレイに向かう。おやつ欲しさで宿題に励む小学生とどこか似通っているみたいだ。何かに取り組もうとする際、スムーズでよい結果となるように・・・と食べる行為は、私たちの暮らしのすべてにおいて支援をしているように思えてくる。


栄養機能食品年配者の中には体質から体脂肪が増えてしまう。最近の調査では、物価高の影響を受け高齢者太りが低下しているという報告もある。いまの私にはそれは無縁かも・・・?。けれども、公的年金を受け取るお年寄りの豊かな暮らしが失われ食材を節約した末、栄養不足に陥るとしたら、なんとかせねばなるまい。今回の原稿を書き終えて思うのは、やはり食べることの意味は生命維持並び楽しみの両立であると分かった。

2026/03/21

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